2011年9月24日土曜日

個展/ギャラリー杉


秋田のギャラリー杉さんに来ています。久々の秋田、なんだかいいですね。
今日は午前中は雨が降っていたそうですが、午後はカラッとした天気となり、多くのお客様がいらして下さいました。
気さくで話やすい方が多かったので、とても楽しい時間が過ごせたと思います。また、意見や感想がとても多く聞けたことも良かったです。

作家にとって作品はコミュニケーションツールでもあるので、観賞による何かしらのリアクションがあるというのは大切なことです。
リアクションがないと一生懸命に描いても独り言みたいになってしまうような気がするんですよね。観賞された方がそれぞれに自由な解釈でどんな世界を観ているのかお話を聞くだけでとても楽しいです。そこには新たにお互いの共有できる価値観が生まれることもあると思うのです。それが興味深く思えて会期中に会場に行くのは好きです。

「わかる、わかる、それいいよね!」みたいなことって、楽しくなりますよね。
また、明日も夕方くらいまで画廊にいるので、どんな方がいらして下さるのか今から楽しみです。

2011年9月1日木曜日

波濤の会2011


OBとして今年も出品させて頂きます。出品作は昨日なんとか仕上がり、明日中には額屋さんに作品を発送する予定です。

今回は、前々から準備していたので割とじっくり描けました。結果、質の良いものに仕上がったように思います。これはあくまで作者の主観ですが、筆を置く時は常にそう思えるようでありたいというのが理想ですね。

制作理念として「最新作が自分の代表作となるような気持ちで」これが私の心構えなのです。例え、同じモチーフを連続して描いていようが、前作よりごくごく僅かでも良いので何かしらの進歩を求めたい。それは、ランナーが1秒でも記録を更新したい思いにも似ているかもしれませんね。そんな思いで1点ずつ思い入れを持って制作しています。
また、そうして仕上がったものを見るのが私の楽しみです。

本展では10号1点のみの出品となりますが、皆様どうぞ宜しくお願い致します。