2010年6月19日土曜日

中島千波 花鳥画の世界展


先程、日本橋三越まで行ってきました。

久々に見た先生の個展だったのですが、とにかく圧倒されました。
会場正面の菖蒲を描いた連作の金屏風がホントに凄かったです。屏風が7〜8点くらい連続していて、その迫力と言ったらありませんでした。そのイキイキとした生命感を見ていると、こちらも元気を貰えるような気がします。先生ご自身の人柄を感じさせてくれます。

その他の作品についても、とても気が入っていて素晴らしかったです。個人的には、以前よりもフォルムの癖に変化が表れていたように感じました。生きている以上、「いつまでも洗練してゆきたい」という思いの表れのようにも思います。
って、私は恩師に向けて批評なんて出来る立場ではありませんね。。

ただ、恩師が頑張ってる姿というのは、教え子にとって励みになるんです。だから興味深く先生の絵を見てしまうんですね。そして、思うことも多い訳なのです。
今日は、久々に衝撃的な作品を見ると同時に、改めて恩師を誇りに感じました。
私も恩師を見習って、頑張ります。